マツモトセンノウ/ナデシコ科リクニス属
学名: Lychnis sieboldii
英名: Siebold campion
流通名:マツモト
分類:耐寒性多年草
花期:5月〜7月
草丈:30〜40cm
原産地:中国、朝鮮半島、日本
撮影:2010/5/29

江戸時代から山野草の愛好家によって栽培されてきた。ほかにもフシグロセンノウ(節黒仙翁)が知られているがヨーロッパ原産のフランネルソウも酔仙翁という。
原種は九州の筑紫松本であるといわれているが室町時代には中国や朝鮮半島から渡来していたという。

マツモトセンノウという名前は、信州のマツモトで栽培されていたからとか、京都・嵯峨の仙翁寺で最初に見つけられ、花の形が松本幸四郎の紋所(菱紋)に似ている、などの説がある。

絶滅危惧IB類