ヒオウギ(檜扇)/アヤメ科ヒオウギ属
学名: Belamcanda chinensis、分類:耐寒性多年草、花期:7月、草丈:50cm、原産地:日本、中国、インド
葉はジャーマンアイリスのようですが、重なり合って扇のようになるので、この名がついています。本種は、やや草丈が小さい「ダルマヒオウギ」です。      撮影:2007/7/12
根茎は漢方薬「射干」として利用され、扁桃腺や咳止めに効果があるそうです。

檜扇:檜(ひのき)の薄板を重ねて要を留めて扇状にし、先を絹の糸で綴じ合わせた板扇で、表に金銀箔を散らし、宮中の儀式の際の持ち物とされていました。絵柄は、草花、人物などが描かれ、親骨の先から美しい糸を長く垂らして房にしています。 京の老舗では15万円くらいの値がついています。